2017年9月1日金曜日

日中、北朝鮮対応で平行線

 河野太郎外相は1日、中国の王毅外相と約40分間電話会談し、日本列島越えの弾道ミサイルを発射した北朝鮮への対応に関し、石油禁輸を念頭に国連安全保障理事会での新たな制裁決議採択に向けた協力を要請した。王氏は北朝鮮との対話を重視する姿勢を示し、協議は平行線だった。王氏は「独自制裁は安保理決議の精神に反する」とも述べ、中国の企業や個人を対象にした日本の対北朝鮮制裁を批判した。

 河野氏はロシアのラブロフ外相とも電話会談し、安保理が8月初旬に採択した石炭などの全面禁輸を柱とした北朝鮮制裁決議の厳格履行が必要だとの認識で一致した。

【共同通信】

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http://jp.reuters.com/article/idJP2017090101002301?il=0

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