9歳男児の死因は「胃の破裂」 殺人の疑いで両親逮捕
更新:2018/08/02 19:18

今年2月、堺市で当時9歳の長男に自宅で暴行を加えて殺害したとして両親が逮捕されました。長男の死因は「胃の破裂」。逮捕前、MBSの取材に対し両親は関与を否定していました。
「原因ははっきりわからないけど、言うていいんかわからないんですけど、胃が破裂していたんですよ」(福本徹也容疑者)
先月13日、MBSの取材に淡々と応じる父親の福本徹也容疑者(35)。2日、妻で保育士の裕子容疑者(34)とともに殺人の疑いで逮捕されました。事件が起きたのは今年2月。
「9歳の息子がうつ伏せで意識不明。呼吸をしていない」(裕子容疑者の通報)
消防隊が到着した際には長男の陽生君(9)はすでに死亡していて、徹也容疑者らが自宅で腹に暴行を加え殺害した疑いがもたれています。司法解剖の結果、陽生くんの死因は「胃の破裂」。MBSは逮捕前の2人に取材をし、陽生君が死亡したいきさつを聞いていました。
「びっくりしました、本当に。前日までごっつい元気やったのに信じられなかったですね(Q.胃が破裂するようなことで思い当たることは?)全くないですね、そんな。おなかにあんな圧迫するようなこと自体なかった」(福本徹也容疑者)
一方、母親の裕子容疑者…。
「普段通り元気に過ごしていた。あの子1人で寝ていたもので、隣の部屋にいたんですけども、ちょっとそういう物音だったり声っていうのはわからなくて。私も結構、もう頭が真っ白だったんですけども、主人も一緒だったんじゃないと」(裕子容疑者)
死亡には関与していないと話す2人…しかし、近所では、虐待が疑われるような光景が目撃されていました。
「冬場とか関係なくパンツ一丁で出てたりもしました。泣いてて『パパ、パパー』とか言ってたかな」(近所の人)
こうした虐待の疑いについて、徹也容疑者に尋ねると…。
「(Q.怒るときはちょっとたたいたりくらいは?)それはどこの家でもあるでしょう。ぶっちゃけカチッとくることもあるし、カチッときても、おもくそはやらんすけど」(福本徹也容疑者)
警察の取り調べに対して、2人は「暴行を加えていない」などと容疑を否認しています。
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