2018年8月3日金曜日

熱中症か、車中の1歳女児死亡…全国では4人

 日本列島は3日も高気圧に覆われ、全国的に厳しい暑さに見舞われた。読売新聞のまとめでは3日午後6時現在、全国で4人が熱中症(疑いを含む)で死亡、1147人が搬送された。

 気象庁によると、3日は名古屋市と岐阜県美濃市で40・3度を観測したほか、同県多治見市で39・9度、三重県桑名市で観測史上最高の39・8度を記録。国内の観測地点の2割を超える198地点で、最高気温が35度以上の猛暑日となった。

 国内での40度超えは2日に続き2日連続で、今年に入って4度目。

 熱中症とみられる被害も相次ぎ、長崎県波佐見町では3日午後2時半頃、駐車中の乗用車の中にいた女児(1)が、病院搬送後に死亡確認された。名古屋市では午前10時50分頃、集合住宅の一室で男性が死亡しているのが発見された。愛知県警中村署によると、部屋では扇風機は動いていたが、エアコンはなかったという。

 また、宮城県石巻市と熊本県天草市でも80歳代の高齢者がいずれも自宅で倒れているのが見つかり、搬送先の病院で死亡が確認された。

 気象庁によると、猛暑は今後1週間は続く見通しで、「水分と塩分の補給を徹底し、クーラーが使える場所では、適切に使用してほしい」と呼びかけている。

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https://www.yomiuri.co.jp/national/20180803-OYT1T50071.html

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