5日
11時25分

2分4秒
“不正合格”の大学 前年度は助成落選、文科省局長逮捕
文部科学省の現職局長が東京医科大学に便宜をはかる見返りに自分の子供を入学試験で不正に合格させてもらったとして逮捕された事件で、東京医科大学が支援対象に選ばれる前年度にも、ほぼ同じ事業計画で応募したものの落選していたことがわかりました。
文部科学省科学技術・学術政策局長だった佐野太容疑者(58)は、官房長だった去年5月、東京医科大学が私立大学の支援事業の対象校として選んでもらえるよう便宜を図る見返りに自分の息子を不正に合格させたとして、受託収賄の疑いで、4日、東京地検特捜部に逮捕されました。東京医科大学は、佐野容疑者に便宜を図るよう依頼をした後の去年11月、文科省の「私立大学研究ブランディング事業」に選定され、3500万円の補助金を受けています。
しかし、その後の関係者への取材で、ほぼ同様の事業計画で応募した前年度には落選していたことがわかりました。特捜部は、東京医大側が支援事業の選定を確実にするため、佐野容疑者に便宜を図るよう依頼し、息子の合格を約束した疑いがあるとみて、経緯を調べています。
一方で、東京医科大学が佐野容疑者に便宜を図るよう依頼した際、佐野容疑者の息子は浪人中だったことがわかりました。事件を受けて、東京医大の現役の学生は・・・
「私は2浪なので(合格したのは)3度目です。多くの人が一生懸命勉強して入ってきているので、裏口入学の子と一緒に勉強するのは嫌です」(東京医科大学の学生)
特捜部は、佐野容疑者が浪人中の息子が試験に合格することを期待して、大学側に便宜を図った可能性がないか、動機を詳しく調べるものとみられます。
0 件のコメント:
コメントを投稿