2018年7月5日木曜日

列島各地で大雨、「記録的大雨のおそれ」

5日

17時46分

5分43秒

列島各地で大雨、「記録的大雨のおそれ」

 梅雨前線が活発になった影響などで、日本列島の広い範囲で大雨となっています。週末にかけて、「記録的な大雨」になるおそれも出ています。

 台風が低気圧に変わった後も大雨か続いています。沖縄県宮古島市の5日の映像です。道路を大量の雨水が覆い尽くし、水が吹き出している場所も。午前11時ごろの映像ですが、薄暗く、車もヘッドライトをつけて水の中をかきわけるように進んでいます。宮古島市では、午前11時前までの1時間に100ミリを超える猛烈な雨が降り、観測史上1位の値を更新しました。気象庁は、「50年に一度の記録的大雨」としています。

 一方、北陸地方では・・・。石川県の加賀市では、大雨の影響で住宅か浸水。土のうを積み上げる作業に追われました。

 「あの辺りからダーっと来たから。今もちょっと流れている」(住民)

 全国で5日の午後3時までの24時間に降った雨の量によると、前線に暖かく湿った空気が流れ込んだ影響で、大雨の範囲が全国各地に広がっているのがわかります。

 京都市内を流れる鴨川です。夏の風物詩・川床の脇を流れる川が濁流に変わりました。京都市で未明に1時間におよそ60ミリの非常に激しい雨を観測するなど、近畿地方でも大雨に。警察などによりますと、午前9時半ごろ、兵庫県猪名川町の工事現場で、調整池にたまったごみを取り除く作業をしていた男性作業員3人が流され、1人が死亡しました。大雨の影響で、調整池が増水していたということです。

 裏山で土砂崩れが起きたのは、神戸市にある神戸大学です。土砂が校舎の窓のあたりまで押し寄せています。さらに、住宅街でも土砂崩れが発生。

 「こんな崩れが起きるとは思わなかった」(近所の住民)

 近畿地方では、神戸市や京都市の一部の地域などに「避難指示」が出されています。

 水しぶきを上げて走る車。5日午前の札幌市の映像です。茶色い雨水が道路にあふれて冠水し、3車線のうち1車線しか通行できない状態になりました。

 「足元は大体30センチほどでしょうか、かなり高い位置まで水がたまってしまっています」(記者)

 台風7号から変わった低気圧の雨雲がかかった北海道。5日も広い範囲で雨となりました。八雲町では土砂崩れが発生。道央自動車道ののり面が20メートルほどの高さから幅50メートルにわたって崩れ落ちました。3日に氾濫した旭川市の石狩川。周辺の土は大きく削りとられ、田んぼに流されてきた大木が。濁流の威力をうかがわせます。

 東京でも天気は下り坂。小雨の中、強風が吹きつけました。東京では、19.8メートルの最大瞬間風速を観測しました。

 「(風が)本当にすごい。押される感じ」(街の人)

 4日まで10日連続で30度以上の真夏日を記録していた東京ですが、5日の最高気温は28.7度。猛暑はいったんおさまりました。梅雨前線が活発化している日本列島。日曜日ごろにかけて、東日本と西日本で記録的な大雨となるおそれがあります。気象庁は急きょ会見を開きました。

 「非常に激しい雨が断続的に数日間降り続き、記録的な大雨となるおそれがあります」(気象庁の会見)

 気象庁が、台風を除く気象現象について事前に臨時の会見を行い、警戒を呼びかけるのは極めて異例のことです。

 さらに、4日夜、日本から離れた南の海上で台風8号が発生。台風は今後、勢力を強めながら北西へと進み、来週前半、沖縄地方に接近するおそれがあります。台風と記録的な大雨。当面は気象情報に注意が必要です。

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http://news.tbs.co.jp/newseye/tbs_newseye3414003.html

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