記録的な大雨で堤防が決壊し、広い地域が冠水した岡山県倉敷市真備町では7日、自宅の屋根などに逃れていた人たちが、自衛隊のボートやヘリコプターで相次いで救助された。「水が徐々に2階に上がってきた」。避難所になった小学校では安堵(あんど)の表情を見せたり、家に残った家族を心配したりする住民の姿が見られた。
倉敷市真備町上二万の二万小学校には、救助された住民が自衛隊の車両で次々に到着した。妻や子ども2人と車から降りた真備町有井、会社員石井昭徳さん(46)は「朝6時ごろから浸水し、徐々に2階まで水が上がってきて、ベランダで助けを待った」と振り返った。親戚に電話で無事を伝えると、ほっとした表情を見せた。
同所の中学3年上野陽南子さん(14)は、母親と妹の3人で避難してきた。祖母は自宅を離れたがらず、母親が自衛隊に祖母の救助を求めたという。上野さんは「心配です」と表情を曇らせ、祖母の身を案じた。
同市玉島乙島の上成小学校。6日に避難した近くの岡本清子さん(72)は眠れない夜を過ごし、7日朝に自宅に戻った。「ぼっけー(すごい)ことになっとる」。裏山が崩れ、スイカやトウモロコシを植えていた3段の畑や趣味の植木、プレハブが押し流されていた。上成小に戻った岡本さんは「見ただけでぞっとする。頭が痛くなる」とぼうぜんとした様子で話した。(2018/07/07-19:22)![]()
2018年7月7日土曜日
冠水の町「2階に水が」=住民ら、次々に避難-岡山・倉敷
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