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秋田県由利本荘市の海岸に木造の漁船で漂着し、県警に保護されていた北朝鮮の男性8人が2日、宮城県の仙台空港を経由し、長崎県大村市の長崎空港に到着、同市内にある入国管理施設に移送された。全員帰国を希望しており、中国を経由して帰国させるとみられる。
8人は11月23日深夜、由利本荘市のマリーナ付近に不審者がいるとの通報を受けた警察官が発見。乗ってきた木造船も見つかり、関係機関の事情聴取に「イカ漁で北朝鮮を出航後、エンジンが故障し漂流した」と説明していた。
この日は午前4時55分ごろ、バスに乗って由利本荘署を出発。午前11時25分ごろ、海上保安庁のプロペラ機で仙台空港を離陸し、約3時間半後に長崎空港に到着した。その後、マイクロバスに乗せられ、空港近くにある入国管理施設に入った。
当初の予定では、1日午後に秋田空港から長崎に移送予定だったが天候不順で延期となった。
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