2017年12月21日木曜日

民進、離党の動き止まらず=風間参院議員、立憲入党へ

 民進党の参院議員(新潟選挙区)は21日、党本部で代表と会い、離党届を提出した。風間氏はこの後、立憲民主党に入党を申請した。これに先立ち、11日に民進党に離党届を出した参院議員も立憲へ入党を申請。民進党では、他にも複数の参院議員が立憲入りを検討しており、執行部が警戒する「離党ドミノ」が現実味を帯びてきた。

 大塚氏は21日の記者会見で「党所属議員には、より冷静かつ慎重にお考えいただき、党が再生、結束していく方向で努力してほしい」と述べ、党内の「離党予備軍」に自制を呼び掛けた。離党の動きを制する狙いもあり、党執行部は当面、風間氏らの離党届の扱いを保留する方針だ。
 一方、立憲への入党申請を終えた風間氏は、国会内で記者団に「国民に対して政策・理念を明確に打ち出すことが(民進党では)極めて困難になった」と説明。執行部主導の党改革の議論についても「収束の方向性が見えなかった」と指摘した。有田氏は記者団に「自らの思想や価値観に最も近い政党がどこかを考えた」と語った。(2017/12/21-18:33)

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