2017年7月29日土曜日

名古屋で記録的短時間大雨情報 広範囲で大気不安定に

湿った空気の影響で東日本と西日本の広い範囲で大気の状態が不安定になり、名古屋市名東区付近では午後6時半までの1時間におよそ100ミリの猛烈な雨が降ったと見られ、気象庁は「記録的短時間大雨情報」を発表しました。大気の不安定な状態はこのあと数時間続く見込みで、気象庁は低い土地の浸水や急な川の増水などに警戒するよう呼びかけています。

気象庁によりますと、日中の気温の上昇と湿った空気が流れ込んでいる影響で東日本と西日本の広い範囲で午後から大気の状態が不安定になり、局地的に雨雲が発達しています。

名古屋市名東区付近では、レーダーによる解析で午後6時半までの1時間におよそ100ミリの猛烈な雨が降ったと見られ、気象庁は「記録的短時間大雨情報」を発表しました。

また午後6時までの1時間には、国土交通省が川崎市に設置した雨量計で58ミリの非常に激しい雨を観測したほか、午後6時50分までの1時間には岡山空港で48ミリの激しい雨を観測しました。

これまでの雨で、川崎市と熊本県阿蘇市と産山村、それに大分県竹田市には土砂災害の危険性が非常に高まり、自治体が避難勧告を出す目安とされる土砂災害警戒情報が出されています。

東日本と西日本ではこのあと数時間は大気の不安定な状態が続き、局地的に雷を伴い1時間に50ミリの非常に激しい雨が降るおそれがあります。気象庁は、低い土地の浸水や川の急な増水などに警戒するとともに落雷や竜巻などの激しい突風、それに「ひょう」にも十分注意するよう呼びかけています。

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http://www3.nhk.or.jp/news/html/20170729/k10011080141000.html

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