任期満了に伴う横浜市長選は30日投開票され、無所属で現職の林文子氏(71)=自民、公明推薦=が、元衆院議員の長島一由氏(50)、元市議の伊藤大貴氏(39)の無所属2新人を破り3選を確実にした。
林氏は、待機児童対策や大企業誘致など2期8年の実績を強調。現職の知名度を生かし幅広い層から支持を取り付けた。カジノを含む統合型リゾート(IR)誘致については、一時期積極姿勢だったが現在は「白紙状態」で、明確な方針を示していない。
長島、伊藤両氏はカジノ誘致反対を主張。伊藤氏は全市立中学校への給食実現を訴えたが、及ばなかった。
民進党(旧民主党)は過去2回の市長選で林氏を推薦したが、今回は同党出身の伊藤氏を推すグループとの間で調整が付かず、自主投票としていた。
◇横浜市長選当選者略歴
林 文子氏(はやし・ふみこ)都立青山高卒。ダイエー会長、東京日産自動車販売社長などを経て09年8月横浜市長に初当選。71歳。東京都出身。当選3回。(2017/07/30-20:11) 関連ニュース
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