安倍晋三首相が29日未明、北朝鮮の弾道ミサイル発射を受けて記者団に語った内容は次の通り。
〔1回目〕
北朝鮮がまたもや弾道ミサイルの発射を強行したとの第一報を受けた。日本の排他的経済水域(EEZ)内に着弾した可能性もある。この後、直ちに分析をし、そして国民の安全の確保を第一に、万全を期していきたいと思う。また、国家安全保障会議を開催する予定だ。
〔2回目〕
国際社会の強い抗議、警告を無視して、北朝鮮がまたも弾道ミサイルの発射を強行し、わが国のEEZ内に着弾させた。先般の大陸間弾道ミサイル(ICBM)級の発射に続いて、わが国の安全に対する脅威が重大かつ現実のものとなったことを明確に示すものだ。
北朝鮮に対し厳重に抗議し、最も強い言葉で非難する。北朝鮮がこのような挑発行動を続ける限り、米国、韓国をはじめ、中国、ロシアなど国際社会と緊密に連携し、さらに圧力を強化していくほかない。
さらなる北朝鮮による挑発行為も、十分にその可能性は考えられる。強固な日米同盟の下、高度な警戒態勢を維持し、国民の安全確保に万全を期す。(2017/07/29-04:47)
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