ヤマカガシを捕まえた小学生、2回噛まれ一時意識不明
更新:07/31 19:59
7月29日、兵庫県宝塚市の寺の参道で小学5年生の男の子が毒ヘビ「ヤマカガシ」に噛まれ一時意識不明になりました。
7月29日午前10時半ころ、伊丹市に住む小学5年生の男の子が友人とともに、宝塚市にある宝教寺近くの参道にヘビを捕まえに来ていてヘビに左手の人差し指を噛まれました。
「夏休みは毎日子どもが来ます」(宝教寺の住職)
「ヘビは見たことないけど、注意の看板は見たことある。(ヘビの)抜け殻が落ちているのは見たことがある」(近隣の住民)
その後、男の子はヘビを捕獲し、友人の家でリュックサックから取り出した際に再び噛まれたということです。
「男の子が噛まれた毒ヘビです。深緑色でとぐろを巻いています」(山田ひかる記者リポート)
伊丹市によりますとヘビは強い毒性を持つ「ヤマカガシ」で、渓流の近くや水田などに多く生息しており、本来は臆病な性格ですが、刺激などを受けると噛みつく可能性があるということです。ヘビの生体を知る専門家は「ヤマカガシ」は1970年代くらいまで毒ヘビであると広く知られていなかったと言います。
「1984年の中学生の死亡例をきっかけに、血清を作り始めた。噛まれる事故がほとんどなかった」(日本蛇族学術研究所 堺淳主任研究員)
帰宅した男の子も出血が止まらなくなる状態になって、救急搬送され、一時意識不明の重体でしたが血清を打つなどの治療で現在、意識は回復しているということです。
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