2018年6月22日金曜日

プールの授業中、女児が一時心肺停止 大阪市の小学校

 大阪市教育委員会は22日、市立小学校でプールの授業中に、小学6年の女児が一時心肺停止状態になったと発表した。心臓マッサージや自動体外式除細動器(AED)を使った救命措置で意識を取り戻し、命に別条はないという。

 市教委によると、女児は22日正午過ぎ、25メートルプールでどれだけ泳げるかのチェックを受けていたところ、約7メートル泳いだところで泳ぎを中断。プールから上がろうとしたところ、ふらついて顔面をプールサイドに打ち付けた。いったん水に沈んだが、すぐに浮かんだところを教員が助け出した。

 目がうつろで心肺停止状態になった女児に、駆けつけた養護教諭が心臓マッサージ30回、人工呼吸2回を2セット繰り返し、別の教員がAEDを使った救命措置を施した。女児は水を吐き出して意識と呼吸を取り戻し、病院に搬送された。

 22日朝の健康観察で、女児の体調に異常はなかったという。プールの水深は約95センチだった。(半田尚子)

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https://www.asahi.com/articles/ASL6Q5W6DL6QPTIL02M.html

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