29日午後1時45分ごろ、滋賀県米原市で竜巻とみられる突風が発生し、被害が出たとの110番が相次いだ。消防によると、男性3人、女性1人がガラス片などでけがをして病院に搬送された。いずれも命に別条はない。市によると、数十軒の住宅が、屋根や瓦が飛ばされたりするなどして損壊した可能性があるという。
県警や市によると、被害は同市朝日、井之口、夫馬、北方など広域に及んでいる。電柱や樹木が倒れたり、車両が壊れたりもしている。
関西電力によると、午後1時40分ごろ、市内で約360軒が停電した。
同市朝日の男性は「ものすごい風で自宅の屋根が飛ばされた」と慌てた様子で話した。
彦根地方気象台は午後1時50分ごろ、滋賀県北部に竜巻注意情報を出し、午後2時すぎに滋賀県南部も追加した。米原市では午後1時44分に13・3メートルの最大瞬間風速を観測した。
東海道新幹線は午後1時40分ごろ、岐阜羽島-米原間の風速計が規制値に達したため、同区間の上下線で運転を見合わせた。安全を確認し、約10分後に運転を再開した。
https://www.sankei.com/west/news/180629/wst1806290068-n1.html
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