2018年6月30日土曜日

【台風7号】沖縄本島地方1日夕方から暴風 2日未明から朝にかけて最大瞬間風速40メートルも

台風7号の経路図(6月30日午後3時現在、気象庁のホームページより)

 台風7号は30日、沖縄の南海上を発達しながら北上している。沖縄本島地方は1日夕方ごろから暴風が吹き始め、2日未明から朝にかけて最大風速30メートル、最大瞬間風速40メートルの暴風が吹くことが予想される。台風は1日夜に暴風域を伴って沖縄本島地方へ最接近する見込み。

 沖縄気象台によると、30日午後3時現在、台風7号は沖縄の南海上をゆっくりとした速さで北北西に進んでいる。中心気圧は992ヘクトパスカルで、中心付近の最大瞬間風速は23メートル、最大瞬間風速は35メートル。大東島地方では台風7号と太平洋高気圧の間の気圧の傾きが大きくなっている影響で、30日午後0時51分に最大風速15メートルの風が吹いた。

 沖縄地方全域の沿岸では、30日からうねりを伴い波が高くなっている。1日の沖縄本島地方の沿岸域では、8メートルの波が予想され、大しけとなる見込み。

 台風は今後速度をやや速めて発達しながら北上する。沖縄本島地方では1日、台風の影響によって1時間に70ミリの激しい雨が降る見込み。1日午後6時までの24時間に予想される雨量は多いところで200ミリとなる予報で、沖縄気象台は雨雲の発達状況によっては警報級の大雨が降るおそれがあるとして、注意を呼び掛けている。【琉球新報電子版】


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