滋賀県警米原署によると、29日午後1時45分ごろから午後2時5分ごろにかけて、同県米原市内で突風が発生し、電柱や樹木が倒れたり車や家屋のガラスが割れたりする被害が出た、と110番通報があった。県内は全域に竜巻注意情報が出ていた。
同署によると、4人が病院に運ばれたが、いずれも軽傷という。関西電力によると、同市内で約360戸が停電しているという。
「幅広い地域で注意を」
滋賀県で29日に発生した突風について、小林文明・防衛大教授(気象学)は「発達した積乱雲に伴う竜巻かダウンバーストだ」とした上で、活発な梅雨前線の影響を指摘する。
小林教授は「積乱雲が列状に並び、長野や福岡に大雨をもたらした。今回はたまたま滋賀県で局所的な突風被害が出た」と説明。「今後も前線周辺では、内陸か海沿いかに関わらず幅広い地域で突風への注意が必要だ」という。
https://www.asahi.com/articles/ASL6Y549SL6YPTJB00V.html
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