新潟市西区の小2女児殺害事件で、新潟地検は25日、殺人、強制わいせつ致死、死体遺棄・損壊などの罪で、同市西区の会社員、小林遼容疑者(23)を起訴した。
裁判員裁判で審理される。地検は今回、女児(7)を死亡させる1つの行為で、殺人と強制わいせつ致死という2つの罪が成立すると判断した。認否は明らかにしていない。
地検は、小林被告がわいせつ行為を目的に、下校中の女児の背後から車で故意にぶつかり、その女児を車に乗せて連れ去った、としている。
起訴状によると5月7日、西区の路上で女児に軽乗用車を衝突させて車に乗せ、区内の駐車場に止めた車の中でわいせつな行為をした上で、手で首を絞めて窒息させ殺害。遺体をJR越後線の線路に放置して列車にひかせ、損壊するなどしたとしている。
捜査関係者によると、車には女児のランドセルのものとみられる茶色っぽい塗料が付着していた。2人の自宅は100メートル余りのごく近い場所にあるものの、被告は女児の名前を「事件後に知った」と供述しており、面識はなかったとみられる。
女児は同日午後3時すぎに友達と別れて行方不明になり、同10時半ごろ、自宅近くの線路で死亡しているのが見つかった。小林被告は同14日に死体遺棄・損壊の容疑で逮捕、6月4日に殺人容疑で再逮捕された。〔共同〕
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO32210650V20C18A6CC1000/
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