兵庫県明石市は25日、元産業文化振興部長の男性(59)が、平成29年度に部下の30代男性職員に暴行を加えたほか、28~29年度の間、ほかの男女9人にも暴行やセクハラ行為をしていたと発表した。市は元部長を同日付で停職6カ月の懲戒処分にした。元部長は同日付で依願退職した。
市によると、元部長は当時、文化・スポーツ部長で、懇親会などで部下の男女3人にプロレス技の「ヘッドロック」を行った。男性1人の頬を平手打ちしたり、女性1人の顔に向けて殺虫剤を噴射したりした。
また、出張先の懇親会などで女性5人の頭をなでるなどした。女性を執拗(しつよう)に旅行や食事に誘ったほか、「お前が休んだ方が世のため人のため」などと人格を否定する発言もあった。
酒席で…「スキンシップだった」と釈明
元部長の暴行やセクハラは大半が飲酒中で、けが人はなかった。元部長は「酒の席で意識せずに行った。(暴力行為は)スキンシップだった」などと釈明しているという。
市は監督責任があったとして泉房穂(いずみ・ふさほ)市長を減給10分の1(3カ月)、副市長2人を減給10分の1(2カ月)にする条例改正案を、開会中の市議会に提案する。
https://www.sankei.com/west/news/180625/wst1806250125-n1.html
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