西日本を中心に大気の状態が不安定になっている。気象庁は30日、7月1日にかけて局地的に1時間に50ミリ以上の非常に激しい雨が降る恐れがあるとして、土砂災害や浸水、河川の増水への警戒を呼び掛けた。台風7号が暴風域を伴って1日に接近する見込みの沖縄では、大雨のほか突風や高波への注意も必要になる。
気象庁によると、台風は30日、沖縄の南をゆっくりと北寄りに進んだ。中心気圧は992ヘクトパスカル、中心付近の最大風速23メートル、最大瞬間風速35メートル。東シナ海を北上して2日には九州に近づく可能性がある。3日には温帯低気圧に変わるとみられる。
1日午後6時までの24時間予想雨量は多い地域で沖縄と四国200ミリ、九州南部150ミリ、九州北部100ミリ。
1日までに予想される最大風速(最大瞬間風速)は沖縄30メートル(40メートル)、奄美22メートル(35メートル)。予想される波の高さは沖縄8メートル、奄美6メートル。
日本海に停滞している梅雨前線に向かって台風から暖かく湿った空気が西日本付近に流れ込み、天気が崩れた。30日はレーダー解析で大分市佐賀関付近では約110ミリの雨が降ったとみられる。長崎地方気象台は30日午後9時すぎ、長崎県対馬市で50年に1度の記録的な大雨となっているところがあると発表した。
https://www.sankei.com/west/news/180630/wst1806300056-n1.html
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