2018年6月21日木曜日

JA女性係長が9600万円着服、一人で金庫管理 千葉

 JAとうかつ中央・松戸南支店(千葉県松戸市、小倉忠勝理事長)に勤務する50代の女性係長が、支店の金庫に保管されていた現金計9633万円を着服していたことがわかった。同JAによると、女性係長は支店の出納事務責任者として一人で金庫の管理をしていた。調査に対し、着服の事実を認めているという。

 同JAによると、18日に抜き打ちの内部監査を実施し、着服が昨年7月から複数回行われていたことがわかったという。女性係長は30年以上の勤務歴があり、同支店には2014年4月から勤務していた。

 同JAは女性係長に自宅待機を命じ、着服の動機、金の使い道について聞き取り調査をしているという。すでに県警松戸署に事案を相談しており、同署は「正式に被害届を受理した時点で捜査する」としている。

 同JAの担当者によると、女性係長は「金庫番的なベテランで、信頼度は高かった」と話す。22日に松戸市民会館で開く年一度の「通常総代会」で、事実関係を報告するという。同JAは2008年7月、松戸市、千葉小金、流山市の3農協が合併して設立された。昨年3月末現在の組合員数は2万1261人。(青柳正悟)

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