
学校法人「森友学園」の補助金詐取事件で、詐欺などの罪で起訴された前理事長、籠池泰典被告(65)と妻、諄子被告(61)について、大阪地裁は23日、保釈を認める決定をした。保釈保証金は籠池被告が800万円、諄子被告が700万円で納付されていない。
両被告は2017年7月末に大阪地検特捜部に逮捕されて以降、大阪拘置所での勾留が続いている。17年11月の保釈請求は却下され、弁護人が18年5月、2度目の保釈請求をしていた。
特捜部は17年、学園が大阪府豊中市の国有地で開校を目指した小学校建設に絡み、国の補助金約5600万円をだまし取ったとして両被告を詐欺罪で起訴。学園が運営する幼稚園などへの大阪府と市の補助金計約1億2千万円を詐取したなどとして、詐欺と詐欺未遂の罪で追起訴した。
豊中市の国有地を巡っては、財務省近畿財務局が16年6月、鑑定評価額からごみ撤去費用として約8億円を値引きした1億3400万円で学園に売却。18年3月には売却に関する財務省の決裁文書改ざんも発覚した。特捜部は背任や虚偽公文書作成などの疑いで捜査している。
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO3085679023052018000000/
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