世界最高峰エベレスト(8848メートル)で下山中に亡くなった登山家の栗城史多(くりき・のぶかず)さん(35=北海道今金町出身)の事務所は25日、死因は滑落して頭や全身を強く打ったことだったと明らかにした。

 事務所によると、栗城さんは登頂を断念して標高7400メートル付近から下山。遺体は標高6600メートル付近で見つかった。状況から、100~200メートル程度、滑落したとみられるという。(共同)