28日午前11時ごろ、神奈川県茅ケ崎市元町の国道1号交差点で、歩行者4人が乗用車に次々とはねられた。県警茅ケ崎署によると、同市の女性(57)が死亡、39~63歳の男女3人が負傷した。
この事故で、同署は乗用車を運転していた同市の無職、斉藤久美子容疑者(90)を自動車運転処罰法違反(過失運転致死傷)の疑いで逮捕した。「自分の進行方向が赤信号と分かっていたが、誰も横断歩道を渡り始めていなかったので、行けると思った」と供述しているという。
逮捕容疑は、乗用車で現場交差点に進入し、横断歩道や付近を歩いていた4人をはね、1人を死亡させ、3人を負傷させたとしている。
斉藤容疑者は現場の東約10メートルの場所にある自動車修理店に来店。用を済ませ、店の駐車場を出て左折して国道に入った直後、事故を起こした。店の関係者によると、斉藤容疑者は旅行の土産を届けた帰りで、つえをついているが会話はしっかりとしていたという。
同署によると、斉藤容疑者は3月に運転免許証を更新した際の認知機能検査で問題は見つからず、優良運転者免許証を持っていた。
現場はJR茅ケ崎駅の北側約300メートルの交差点。近くには市役所などがある市の中心部にあたる。【杉山雄飛、洪玟香】
https://mainichi.jp/articles/20180529/k00/00m/040/092000c
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