２８日午後４時半ごろ、熊本市東区新南部５丁目の駐車場で、３０代の男が男性を包丁で切り付け、通報で駆け付けた熊本東署の男性巡査長（４０）にも襲いかかった。巡査長は男に発砲し、熊本県警が間もなく身柄を確保、銃刀法違反容疑で現行犯逮捕した。男は病院に運ばれたが、死亡が確認された。県警は男の身元確認を進め、事件の経緯を調べている。
最初に切り付けられた男性は６０代の近隣住民とみられ、軽傷を負った。巡査長も顔を切られたが意識はあるという。
県警によると、「口論になって切られた」との１１０番を受け巡査長ら警察官２人が現場に駆け付けた。巡査長が襲われ発砲した場所は、男が最初に切り付けた現場から約４００メートル離れた消防署前の路上だった。
近所の住民は「現場近くで発砲音とみられる音が２回した」と話した。
現場はＪＲ豊肥線竜田口駅から東に約５００メートルの住宅街。
静かな住宅街でなぜ
現場周辺では、パトカーのサイレンが鳴り響き、騒然となった。「こんな静かな住宅街でなぜ」。住民らには驚きと不安が広がった。
https://www.sankei.com/west/news/180528/wst1805280066-n1.html
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