衆院選で当選を決め、くす玉がわりに大きな風船を割り、中に入っていた小さな風船に囲まれる山尾志桜里氏=愛知県長久手市(撮影:安元雄太)【拡大】
若手弁護士とのダブル不倫疑惑が週刊誌に報道され、民進党を離党して無所属で出馬した山尾志桜里氏(43)が当選した衆院愛知7区の開票結果をめぐり、「無効票が多すぎる」「山尾氏に有利にしたのでは」などとネット上で炎上。愛知県選管にも抗議電話が殺到している。
山尾氏の得票は12万8163票、敗れた自民党の鈴木淳司氏(比例復活)は12万7329票で834票差。無効票は1万1291票で、無効投票率は4・23%だった。
県選管が確定結果を発表すると、ツイッターなどネット上に「1万票を超える無効票は異常」「陰謀では」といった書き込みが相次いだ。
県選管によると、抗議電話は24日に約35件、25日は午後2時半現在で約30件。多くは無効票の多さに疑問を呈する内容で、中には2時間半にわたって続くものもあるという。選管は「開票は適正に行われた」としている。
ツイッターでさまざまな意見を発信したり、著名人とバトルを続けている新潟県の米山隆一知事は24日のツイートで、この動きについて「無効1万1291票4・12%は、平均より若干高いものの全く異常ではありません。にもかかわらず選管に抗議の電話が殺到しているとの事です。眼前の事実を無視して自分の気に入らない事を否定する人達の言を真に受ける必要はありません」とたしなめた。
今回の衆院選の無効投票率は集計中だが、前回の全国平均は3・29%で、今回の愛知7区はやや多いといえる。不倫疑惑に関する記載が無効とされた可能性があるが、愛知県選管は「無効票の内容は把握していない」としている。(産経新聞)
http://www.sanspo.com/geino/news/20171025/pol17102517080006-n1.html
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