
ことしのノーベル賞の発表が日本時間の2日から始まります。初めてとなる日本人の4年連続の受賞となるかが注目されます。
ノーベル賞は、ダイナマイトを発明したスウェーデンの科学者、アルフレッド・ノーベルの「人類のために最大の貢献をした人に与える」という遺言に基づいて1901年に始まりました。
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20171002/k10011164441000.html
ことしの受賞者の発表は、日本時間の2日午後6時半に医学・生理学賞、3日に物理学賞、4日に化学賞、6日に平和賞、9日に経済学賞と続きます。文学賞の日程はまだ明らかにされていません。
日本からは、去年は大隅良典さんが医学・生理学賞を、おととしは大村智さんが医学・生理学賞、梶田隆章さんが物理学賞をそれぞれ受賞しています。
また、3年前にも赤崎勇さん、天野浩さん、中村修二さんの3人が物理学賞を受賞し、ことしも日本人が受賞すると、初めての4年連続の受賞となります。
文部科学省によりますと、これまでにノーベル賞を受賞した日本人は、アメリカ国籍を取得した人を含めて25人で、特に21世紀に入ってからの医学・生理学賞と物理学賞、化学賞の3つの賞の受賞者は16人と、アメリカに次いで多くなっています。
一方で、この10年間で研究論文の数が低迷するなど日本の科学研究の失速も指摘され、歴代のノーベル賞受賞者に続く若い研究者をどう育てていくかが大きな課題となっています。
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