民進党の枝野幸男代表代行は2日午後、東京都内のホテルで記者会見し、希望の党への合流に加わらない民進党リベラル系の前衆院議員らとともに新党を結成する方針を表明する。希望が民進候補の受け入れで憲法改正や安全保障法制への賛成を条件に選別していることに反発。衆院選では、与党や希望と一線を画す「受け皿」を狙う。
関係者によると、新党名は「立憲民主党」で調整している。代表には枝野氏が就く見通し。赤松広隆元衆院副議長、近藤昭一副代表、辻元清美幹事長代行らが参加を検討する。
枝野氏は2日、連合の神津里季生会長と会談したほか、民進党の長妻昭選対委員長、福山哲郎元官房副長官らとも相次ぎ面会し、新党結成への調整を続けた。
一方、希望の若狭勝前衆院議員と民進党の玄葉光一郎総合選対本部長代行は、希望公認となる候補者の調整を断続的に行った。希望関係者は1次公認の発表は3日になると明らかにした。希望側の独自候補は50人以上となり、民進党合流組をどの程度受け入れるかが焦点だ。(2017/10/02-16:01) 関連ニュース

0 件のコメント:
コメントを投稿