2日午前11時半ごろ、京都市左京区の南禅寺で、「薬品の刺激臭がする」と寺職員から119番があった。府警川端署によると、拝観者ら24人がのどの痛みなどを訴え、4人が搬送されたが命に別条はない。
南禅寺によると、文化財への被害はなく、不審物も見つからなかった。通報後は拝観を中止したが、3日から再開する。
異臭は、本坊から庭園に面した国宝指定の方丈に向かう通路にあるトイレ付近から発生したとみられ、約70人が屋外に避難した。2日朝にトイレを掃除した際、異常は見つからなかったという。
南禅寺の敷地内は救急車や消防車が十数台並び、拝観者らが救急隊員から処置を受けるなど一時騒然となった。堺市の会社員、岩田良枝さん(42)は「拝観中、周囲には20人ぐらいの人がいたが、突然せき込んで、中には涙を流す人もいた。危ないと思いすぐ逃げた」と疲れた様子で話した。
南禅寺は1291年に開山された臨済宗南禅寺派の本山で、三門や勅使門は重要文化財に指定されている。〔共同〕
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO30066510S8A500C1AC1000/
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