猛烈な台風21号は1日、日本の南の太平洋上を進んだ。次第にコースを北寄りに変え、4日には西日本に近づいて上陸、その後、本州を縦断したり本州に沿って北上したりする恐れが出てきた。台風接近に伴い、小笠原諸島や沖縄の周辺海域ではうねりが強くなり、高波に注意が必要になる。
気象庁によると、台風は1日午後6時現在、時速20キロで北西に進んだ。中心気圧は915ヘクトパスカル、最大風速は55メートル、最大瞬間風速は75メートル。中心から半径170キロ以内が風速25メートル以上の暴風域。
一方、前線は2日にかけて西日本から東日本の太平洋側沿岸に南下。暖かく湿った空気が流れ込み、大気の状態が非常に不安定になりそうで、落雷や竜巻などの突風、ひょうに注意が必要だ。
https://www.sankei.com/west/news/180901/wst1809010059-n1.html
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