2018/09/23 20:04 ウェザーニュース
23日(日)18時現在、強い勢力の台風24号(チャーミー)は、フィリピンの東を西進しています。今週中頃に沖縄の南で猛烈な勢力となる予想で、週後半には沖縄の先島諸島へ接近する可能性があります。その後の進路はまだわかりませんが、本州方面に接近する可能性も否定出来ません。▼台風24号 9月23日(日) 18時現在 存在地域 フィリピンの東 大きさ階級 // 強さ階級 強い 移動 西北西 20 km/h 中心気圧 965 hPa 最大風速 40 m/s (中心付近) 最大瞬間風速 55 m/s
海水温の高い海域を進み、さらに発達へ
この先も台風24号は、海面水温が28℃以上と温かい海域を西よりに進み、そこからエネルギーを供給されて勢力を強める見込みです。台風発生から30時間で早くも「強い」勢力となりましたが、今後も発達を続けて、24日には「非常に強い」勢力に、週中頃には沖縄の南で「猛烈な」勢力となる予想です。▼予報 72時間後 9月26日(水) 15時 存在地域 沖縄の南 強さ階級 猛烈な 移動 ほとんど停滞 中心気圧 915 hPa 最大風速 55 m/s (中心付近) 最大瞬間風速 75 m/s
その後の進路は不確定
週中頃には沖縄の南方へと進む予想ですが、その先の動向はまだ予想しづらい状況です。
複数のシミュレーションモデルの計算結果を比べると、沖縄の南より先は予測があまり揃っておらず、進路が予想しづらい状況です。同じ機関の予測モデルでも、最新の計算が更新されるたびに、情報が大きく変わることもあります。北上して沖縄本島地方へ接近し、本州方面へ向かう予測をしているモデルもあるため、その可能性が高いとは言えませんが、ウェザーニュースでも詳細な解析を進めています。一般的に、予報は期間が近づくにつれて精度が上がりますので、今後も最新の情報にこまめに確認するようにしてください。
沖縄では接近前から高波に注意
台風がまだフィリピンの東にある段階から、沖縄では波が高くなることが予想されます。24日(月)の段階で、沖縄の太平洋側を中心に、波の高さが3m程に高まるところもありそうです。連休最終日以降はマリンレジャーを控えたほうが良さそうです。
台風の名前
台風の名前は、国際機関「台風委員会」の加盟国などが提案した名称があらかじめ140個用意されていて、発生順につけられます。台風24号のチャーミー(Trami)は、ベトナムが提案した名称で、バラ科の花の名前です。
http://news.livedoor.com/article/detail/15347977/
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