25日正午ごろ、鹿児島市南栄の運送会社「福岡ソノリク」鹿児島支社で、30代の男性従業員が胸を刺されて倒れていると119番があった。男性は現場で死亡が確認され、遺体が見つかった室内から凶器とみられるものが発見された。鹿児島県警は殺人事件として捜査を始めた。
県警によると、男性は胸など複数箇所から出血していた。男性の近くで腹部などから出血した30代女性が倒れており、治療を受けている。女性は意識があり、県警は詳しい経緯を知っているとみて回復を待って聴取する方針。
現場となった鹿児島支社は、JR慈眼寺駅から約3キロ離れた企業や工場などが集まる港湾地区にある。普段はトラックや車が頻繁に行き交い、支社に隣接する下水道処理施設の男性職員(57)は「パトカーのサイレン音を聞いたが事故かと思った。殺人事件が起こるとは」と驚いた様子で話した。
福岡ソノリクは農産物の輸送を中心に行い、本社は佐賀県鳥栖市にある。
https://www.sankei.com/west/news/180925/wst1809250084-n1.html
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