2018年9月26日水曜日

留学生、昨年も3割にあたる200人退学

 大阪市天王寺区の「日中文化芸術専門学校」に定員超過で入学したベトナム人留学生らが今夏、在留資格が更新されずに退学になった問題で、この学校では2017年にも、学生の約3割にあたる約200人が退学していたことがわかった。この年の留学生は在留資格が認められており、学校側は理由を「学生の進路変更や学業不振」と大阪府に説明。府は、学生管理や退学処分の経緯などに問題がなかったか調査する。

 大阪府によると、日中文化芸術専門学校では15年の開校当初から、退学者が相次いでいた。学校からの報告では、この年は107人(5月1日時点)が在籍していたが、4月~翌年3月末までの1年間で33人が退学。16年も199人(同)の在籍者に対し、年間退学者は59人いた。

 学校は17年から入学者を大幅に増やしており、府が定めた定員418人を超過。在籍者は559人(同)まで膨らむ一方、年間退学者は194人に上った。

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https://www.yomiuri.co.jp/national/20180925-OYT1T50134.html

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