練炭自殺を装って実弟を殺害したとして、大阪府警捜査1課は20日、堺市南区鴨谷台2、土木会社「大一水道」社長、足立朱美容疑者(44)を殺人容疑で逮捕した。弟には多額の保険金がかけられていたとの情報もあり、府警はこうした経緯についても慎重に調べている。足立容疑者は「やっていません」と容疑を否認しているという。
逮捕容疑は3月27日午後、堺市中区の足立容疑者の実家兼会社事務所で、弟の建築会社社長、足立聖光(まさみつ)さん(40)=堺市南区=に睡眠薬を飲ませて昏睡(こんすい)させ、2階トイレで練炭を燃やして一酸化炭素中毒で殺害したとしている。
府警によると、足立容疑者が「弟がいなくなった」と聖光さんの妻に電話し、駆け付けた妻が倒れている聖光さんを発見。病院に搬送されたが、同日夜に死亡が確認された。
トイレの目張りに使われた接着剤の容器やライターが別の部屋から見つかり、遺書の文面にも不審な点があったことから、府警が他殺の可能性があるとみて調べていた。【村田拓也、伊藤遥、柴山雄太】
https://mainichi.jp/articles/20180620/ddf/041/040/030000c
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