産経新聞社とFNN(フジニュースネットワーク)の合同世論調査で、自民党総裁選に関し同党支持層の回答を分析したところ、指導力や個別政策に関する6項目のうち5項目で安倍晋三首相(総裁)への評価が石破茂元幹事長を上回った。国会議員票で圧倒的優位に立つ首相は、党員・党友票でも優位に立ちそうだ。
最も差がついたのは「指導力」。首相が73・5%で石破氏は19・5%だった。「人柄」では首相が57・5%で石破氏は32・6%、「外交・安全保障」でも首相66・7%、石破氏24・9%となり、石破氏は得意分野で首相の後塵を拝した。
「景気・経済」では首相が68・1%、石破氏は22・3%だった。「安倍政権の景気・経済対策を評価するか」との設問には自民支持層の37・1%が「評価しない」と答えており、石破氏はそうした不満の受け皿になりきれていない。
「社会保障政策」も同じ傾向だった。自民支持層の42・7%が安倍政権の社会保障政策を「評価しない」としたが、総裁選での期待となれば首相は53・5%に達した。
石破氏が唯一、首相を上回ったのは「地方活性化策」。石破氏は47・2%、首相は42・5%だった。
http://www.sankei.com/politics/news/180917/plt1809170018-n1.html
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