
自民党の岸田文雄政調会長は24日午後、都内の派閥事務所で記者会見し、9月の総裁選への立候補見送りと安倍晋三首相の3選支持を表明した。
岸田氏は理由について、西日本の豪雨災害への対応や、対北朝鮮外交などの政治課題に安倍首相を中心に進めることが「日本の国の安定にとっても重要だ」と語った。首相には自らの考えを既に伝えたという。派閥所属議員(48人)には一致結束した対応を求めることも明らかにした。
総裁選を巡り、党内では安倍首相の続投を求める声が上がっているほか、石破茂元幹事長が立候補の準備を進めている。第4派閥を率いる岸田氏の動向は焦点の一つだった。無派閥の野田聖子総務相も意欲を示しているが、立候補には国会議員20人の推薦を確保する必要がある。
安倍首相は総裁選出馬について正式に表明していない。共同通信によると、首相は同日、自民党本部で行った地方議員との懇談で、今後熟慮して3選について考えていきたいと述べた。
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2018-07-24/PCCXP96K50XZ01
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