2018年7月1日日曜日

海水浴場に子どもの歓声 香住7カ所で海開き

 夏の観光シーズンが本格化するのを前に、兵庫県香美町香住区の海水浴場7カ所で1日、海開きがあった。神事の後は、遊びに来ていた子どもたちが早速、海に飛び込み、水を跳ね上げて歓声を響かせた。

 今年のメイン会場は、同区境の今子浦海水浴場。名勝「かえる島」で知られ、キャンプ場を備えた人気スポットの一つだ。

 この日、同海水浴場の砂浜で営まれた海開きの神事には、7海水浴場や地元の観光関係者ら約20人が出席した。金刀比羅神社(同区香住)の田淵義親宮司が祝詞を奏上し、出席者は祭壇に玉串をささげた。

 続いて香住観光協会の藤原進之助会長が「今年も安心して海水浴を楽しんでいただける準備が整った。各海水浴場に子どもたちのにぎやかな声がこだますることを期待したい」とあいさつした。

 最後は子どもらも加わり、全員で風船を放って夏の到来を祝福。今シーズンの活況を予感させるような青い空に、色とりどりの風船が吸い込まれていった。関係者は残りの海水浴場も順に回り、安全を祈願した。(黒川裕生)

Let's block ads! (Why?)

https://www.kobe-np.co.jp/news/tajima/201807/0011406448.shtml

0 件のコメント:

コメントを投稿