大阪府寝屋川市でコンクリート詰めにされた乳児4人の遺体が見つかった事件で、死体遺棄罪に問われた母親の斉藤真由美被告(53)の判決が2日、大阪地裁であり、増田啓祐裁判長は懲役3年、執行猶予4年(求刑懲役3年)を言い渡した。
弁護側は時効が成立しているとして免訴を主張したが、増田裁判長は「葬祭すべき義務に違反し、不作為による遺棄が継続していた」と判断。「遺体をそのままの形で残したいという考えは独り善がりで身勝手」と非難した。一方、自首などを考慮し執行猶予が相当とした。
判決によると、斉藤被告は1992~97年、死亡した乳児4人の遺体をプラスチック製バケツにコンクリート詰めにし、2017年11月まで自宅の押し入れに放置した。(2018/07/02-20:33)![]()
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