17日
14時16分
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東京国税局と豪税務当局協力、日本の税金滞納の男性から8億円徴収
東京国税局がオーストラリアの税務当局と協力して、日本の税金を滞納していた男性からおよそ8億円を徴収していたことが分かりました。
関係者によりますと、オーストラリアに住む男性は、数年前に日本国内に住む両親から数十億円の贈与を受けていました。日本の相続税法では、日本の居住者から贈与などを受けた場合、日本で相続税や贈与税を納める義務がありますが、この男性は納税を拒否していました。
このため、東京国税局は、租税条約の徴収共助の規定に基づいて、オーストラリアの税務当局に協力を求めたということです。オーストラリアの税務当局は、数か月後に男性の口座を差し押さえ、その中から延滞税などを含むおよそ8億円を日本に送金したということです。
日本の国税当局が、海外の税務当局と協力して数億円単位の税金を徴収したのは、今回が初めてです。
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