
自民総裁選、安倍首相陣営が決起集会 代理出席含め346人
更新:2018-09-03 18:17
「ファイト・オン・シンゾウ!ファイト・オン・シンゾウ!ファイト・オン・シンゾウ!」
都内のホテルで開かれた安倍総理陣営の決起集会。目指しているのは総裁選での「圧勝」です。
「選挙に楽な選挙はありません。最後の最後で大きく変わる場合もある。皆さん共に頑張ってまいりましょう」(安倍首相)
3日の集会には秘書などの代理出席を含め346人の出席があったということです。自民党の国会議員の8割以上にあたります。
「地元でも安倍さん支持が広がっている感じがする。この選挙戦、勝負はついたよ」(安倍陣営の幹部)
安倍総理陣営の勢いは先週末のJNN世論調査でも裏付けられました。総裁選をめぐり、安倍総理と石破元幹事長のどちらが総裁にふさわしいか聞いたところ、安倍総理と答えた人は41%、石破氏と答えた人は40%で、拮抗した結果となりました。しかし、自民党を支持する人に限ると、安倍総理は72%となり、石破氏の21%を大きく上回りました。議員票で圧倒する安倍総理ですが、党員などの地方票をめぐっても優位な状況とみられます。
一方、石破氏は地方遊説を続けています。
「何のために総理、総裁たらんとする。それは日本国が平和であるためである」(自民党 石破 茂 元幹事長、2日)
地方創生と安全保障体制の整備の実現のためにも総理大臣を目指すと強調した石破氏。期待するのは「世論の後押し」です。世論調査では、支持政党はないという人に限ると、石破氏が46%で、安倍総理の29%を上回りました。
「地方の党員票は国民世論に近い。権力を見るのか国民を見るのか、自民党議員が試されているんだ」(石破陣営の幹部)
石破陣営も3日、選対本部を正式に発足させました。今後、インターネットに動画を配信するなどの空中戦を展開して支持を広げたい考えです。(03日16:56)
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