2018年9月3日月曜日

逃走容疑者、知人に置き手紙 逃げ続けるか悩む記述も

 大阪府警富田林署で留置中の樋田淳也容疑者(30)が逃走した事件で、樋田容疑者の知人男性が府警に対し、「置き手紙を受け取った」と説明していることが捜査関係者への取材でわかった。男性と連絡を取りたいとの趣旨の内容で、逃げ続けるか悩む記述もあったという。府警は、男性の説明は信憑性(しんぴょうせい)があるとしており、逃走の手助けを依頼する意図があったとみている。

 捜査関係者によると、男性は兵庫県尼崎市在住。手紙はメモ用紙に書かれ、逃走から2日経った8月14日夜、JR立花駅(同市)近くに止めた男性の自転車に挟まれていたという。

 差出人の名前はなかったが、男性のあだ名などが書かれ、男性の携帯番号を書いた紙を自転車に置くよう依頼。さらに警察を「敵」として、連絡しないよう求め、逃げ続けるか迷う心情もつづられていたという。男性は手紙を捨てたが、男性の元を訪れた捜査員に手紙について説明した。

 JR立花駅付近では8月14日午前1時ごろ、付近の防犯カメラに、樋田容疑者に似た男が原付きバイクに乗る姿が映っていた。府警はこの後、知人に接触しようとした可能性があるとみている。

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https://www.asahi.com/articles/ASL935212L93PTIL014.html

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