阪神電鉄の西宮発梅田行き急行電車(6両編成)で3日、液体でぬれたシートに座った50代の男性会社員が尻にやけどを負っていたことが10日、兵庫県警甲子園署への取材で分かった。同署は薬品がまかれた可能性があるとみて傷害や偽計業務妨害容疑で調べている。
同署によると、男性は3日午前10時50分ごろ、通勤のため甲子園駅(同県西宮市)から乗車。シートがぬれていることに気付き、席を移った。直後から尻に痛みを感じたという。
男性は梅田駅で降り、大阪府警曽根崎署に相談。尻の皮膚がただれ、病院で約1カ月の「化学熱傷」と診断されて入院している。甲子園署が衣類に付着した液体を鑑定。駅ホームや改札の防犯カメラを調べている。
男性が乗ったのは最後尾の車両の中央付近。足元には液体入りのペットボトルが落ちており、床にも少しこぼれていたという。ペットボトルは梅田駅で清掃員が回収して処分した。〔共同〕
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