2018年9月15日土曜日

改憲や地方創生で舌戦=安倍、石破氏が初の地方遊説-自民総裁選

演説会で笑顔を見せる安倍晋三首相(左)と自民党の石破茂元幹事長=15日午後、京都市

 自民党総裁選(20日投開票)に立候補した首相(党総裁)と元幹事長は15日、合同の地方遊説をスタートさせた。両氏は地方創生や憲法、防災対策などをめぐり舌戦を展開。19日に迫った党員投票締め切りに向け支持を訴えた。
 京都市のホテルでの演説会で、首相は憲法改正について「日本の平和と独立を守る自衛隊を明記し、私たちの責任を果たそう」と呼び掛けた。石破氏は「自衛隊を憲法に書いたら全て解決するのか」と首相の主張に疑問を呈した。
 地方創生をめぐっては、首相が「景気の暖かい風がやっと地域に届き始めた。地方創生を前に進めなければならない」と強調。これに対し石破氏は「地方に雇用と所得(を増やす)、そのための創意工夫を最大限に応援する」と述べた。
 首相は、相次ぐ大規模災害を踏まえ「防災・減災、国土強靱(きょうじん)化のための緊急対策を3年集中で講じる」と表明した。石破氏は「災害が起こっても人が死なない、傷つかない体制をつくる」とし、防災省創設に意欲を示した。
 演説会は全国4カ所で行い、15日夕は佐賀市で街頭演説会を開催した。16日は津、仙台両市で実施する。(2018/09/15-17:19)

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